松本城の黒色は秀吉への忠誠心
松本城について
現存天守閣で、国宝です。松本城の天守の高さは29.4m。ビルの高さにすると10階建てのお城です。
小田原征伐後、小笠原氏に代わり松本城に入封した石川数正が、秀吉の命により築城を始めました。資材不足から柱は神社等から集めたと言われています。
石川数正は、城下の整備にも着手します。城の完成を見ずに亡くなった数正の長男・康長が跡を引継ぎ、松本市を形作りました
豊臣秀吉の大阪城は黒で統一されていたため、徳川家康の重臣だった石川数正が豊臣秀吉への忠誠の印として黒いお城となりました。
外からは5階建てに見えますが、実は6階建てです。3層と4層の間に天井の低い3階があり、非常時に武士が集まる秘密の部屋があります。そして1593年から3年間かけて建てられた松本城は、家康をにらむお城の役目をしました。
松本城の詳細
住所 | 長野県松本市丸の内4-1 |
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電話番号 | 0263-32-2902 |
開城時間 | 通常8:30~17:00(最終入場は16:30まで) GW(4/25~5/7)・夏季【和服来場無料】(8/8~8/16) / 8:00~18:00(最終入場は17:30まで) 正月三が日 / 10:00~15:30(最終入場は15:00まで) |
休城日 | 年末(12月29日~31日)を除き無休 |
料金 | 大人700円、小中学生300円 |
アクセス | JR篠ノ井線「松本駅」東口より徒歩約20分 |
松本城の地図