戸定邸

戸定邸について

千葉県松戸市にある徳川昭武のお屋敷だった「戸定邸」を訪問しました。旦那さんの感想は『かくれんぼしたら、楽しそうだな』でした。貴重な建物なので、そのような遊びはご遠慮下さい。

戸定邸 玄関
戸定邸 玄関

写真右の小僧が入ろうとしている玄関は「表玄関」です。徳川家の家族やお客様が入る時は、こちらを使っていました。写真左の小さな入口は「内玄関」で、徳川家のお使いの者や、来客のお供の者が使いました。

戸定邸 欄間
戸定邸 欄間

部屋を区切る柱の上を欄間といいます。個性あるデザインの欄間が見られます。どこにあるのか探して見て下さいね。

戸定邸 内蔵棟
戸定邸 内蔵棟

建物の中に造られた蔵で、内部に2階建てになっています。衣類や調度品の保管、運搬に用いられた「長持ち」を見ることができます。

戸定邸 奥座敷棟
戸定邸 奥座敷棟

昭武の妻・八重が使っていた部屋には丸窓(1991年復原)があります。夜寝る時には昭武も使っていたと考えられています。

戸定邸 湯殿
戸定邸 湯殿

この浴槽は昭和のものです。昭武生存時は、かけ湯で入浴し、浴槽はなかったと思われます。それにしても天井が高く解放的な空間でした。

旧徳川昭武庭園
旧徳川昭武庭園

表座敷棟から見える庭園です。フランス・パリなど海外を訪れた徳川昭武がこだわりぬいた庭園です。古写真や文書を調査して2016年に2年をかけて復原されました。

小僧を連れていると、建物内を巡るだけだと飽きてしまいます。探検のできる「戸定邸のひみつをみつけよう!」というプリントが置いてあり重宝しました。記事では答えが分からないようにしました。挑戦してみて下さい!

戸定邸の詳細

所在 千葉県松戸市松戸字戸定642-1
電話番号 047-362-2050
営業時間 9:00~17:00(入場は16:30まで)
休業日 月曜日(祝日の場合にはその翌日)、年末年始(12月28日から1月4日まで)
料金 大人250円、高校生・大学生100円
アクセス 松戸駅東口下車徒歩約10分

戸定邸の地図