地下鉄博物館

地下鉄博物館について

東京都江戸川区にある「地下鉄博物館」は、地下鉄の歴史や技術、運行の仕組みを楽しく学べる体験型ミュージアムです。実物の車両展示や運転シミュレーター、貴重な資料を通じて、子どもから大人まで地下鉄の魅力を存分に体感できます。鉄道ファンはもちろん、家族連れや学校の社会見学にも最適なスポットです。

地下鉄博物館 入館口
地下鉄博物館 入館口

切符を買ったら改札を通ります。実はこれが地下鉄博物館の入館口。入館する瞬間から、ワクワクの世界へ。

地下鉄博物館 銀座線1000系
銀座線1000系

東京メトロ銀座線で実際に使用されていた 1000系「1001号車」 を展示しています。この車両は 国の重要文化財 に指定されており、戦後の日本の地下鉄の歴史を伝える貴重な資料です。内部に入って当時の座席や運転席の雰囲気を体感できるほか、銀座線の建設当時からの技術やデザインの工夫も学ぶことができます。

展示車両に入った子どもたちは、「昔の電車ってこんなだったんだ!」と目を輝かせ、電灯や座席、空調など隅々まで興味津々で見学していました。鉄道ファンだけでなく、歴史や文化に興味のある方にもおすすめの展示です。

地下鉄博物館 単線シールドトンネル
単線シールドトンネル

地下鉄建設の技術として単線シールドトンネルの仕組みも紹介しています。単線シールドトンネルは、1本の線路分だけの直径の円形トンネルを、専用のシールドマシンで掘り進めながら作る工法です。

この方式は地盤への負荷を最小限に抑えられるため、都市部の地下鉄建設に適しています。展示では、トンネルの断面模型や掘削機の模型を使って、掘削からトンネルの壁を支えるセグメント組み立てまでの流れを分かりやすく解説。

さらに映像や体験型シミュレーターで、工事現場での作業の様子や安全管理の工夫も学べます。この展示を見ることで、地下鉄がただ線路を敷くだけではなく、地下の限られた空間で安全かつ効率的に作られていることを実感できます。

地下鉄博物館 パンタグラフ
パンタグラフ

地下鉄博物館では、電車に電気を送る仕組みを学べるパンタグラフの展示 があります。パンタグラフは、車両の屋根にある大きな金具で、線路の上の電線に触れて電気を受け取り、電車を動かします。 ここでは ボタンを押すとパンタグラフが電線にピタッとくっつく体験 ができ、普段は見えない部分の秘密を楽しみながら学べます。

地下鉄博物館 スタンプ
スタンプ

地下鉄博物館では、館内を楽しく回れる スタンプ帳(スタンプラリー用) を用意しています(価格:220円)。地下鉄博物館内のミュージアムショップで購入可能です。

館内の各展示コーナーにはスタンプ台があり、見学しながらスタンプを集めることができます。東京メトロの各路線をモチーフにした 9種類のスタンプ は押しごたえ抜群で、子どもも大人も楽しめます!

地下鉄博物館の詳細

所在 東京都江戸川区東葛西6-3-1 東京メトロ東西線 葛西駅高架下
電話番号 03-3878-5011
営業時間 10:00~17:00(※入館は16:30まで)
休業日 毎週月曜日(祝日・振替休日となる場合、その翌日)
料金 大人220円、子供(※満4歳以上中学生まで)100円
アクセス 東京メトロ東西線「葛西駅」下車 高架下
URL 地下鉄博物館

地下鉄博物館の地図