日本初の木造復元天守閣、掛川城
掛川城について
戦国時代、東海道の要所として掛川をめぐり争奪戦が繰り広げられました。桶狭間の戦いでは今川義元が織田信長に討たれると、義元の子氏政は武田氏に駿河を追われ、掛川城にたてこもりました。それを徳川家康が、掛川城を攻めたて開城。その後、徳川家康の家臣、石川家成が入城し武田氏侵攻に対する防御の拠点となりました。
豊臣秀吉が天下統一を果たすと、徳川家康を関東へ移封し、山内一豊が掛川城に入りました。山内一豊は、城の拡張や城下の整備を行い、掛川城に初めて天守閣をつくりました。
しかし、東海の名城と謳われた掛川城の天守閣は、安政の東海大地震により大半が倒壊してしまいました。400年以上の時を経て復元された天守閣は、日本初の木造復元天守閣として再び姿を現しました。
国の重要文化財です。掛川城御殿は、儀式・公式対面などの藩の公的式典の場、藩主の公邸、藩内の政務をつかさどる役所という3つの機能を合わせ持った施設でした。現存する城郭御殿としては、京都の二条城など全国でも数少ない貴重な建築物です。
掛川城の詳細
住所 | 静岡県掛川市掛川1138-24 |
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電話番号 | 0537-22-1146 |
営業時間 | 9:00~17:00(入城は16:30まで) |
休業日 | 年中無休 |
料金 | 大人:410円、小中学生:150円 |
アクセス | JR掛川駅より徒歩7分 |
URL | 掛川城 |
掛川城の地図