世界3大記念艦の一つ、記念艦・三笠
記念艦 三笠について
日清戦争後、ロシアに対抗するために軍備を拡張していった日本は、ロシア帝国に対抗する為にイギリスのヴィッカースという重工業メーカーに発注し建造しました。 ちなみに三笠を建造したイギリスのヴィッカースは、度重なる買収により現在は消滅しています。この船は、奈良県にある三笠山にちなんで命名されました。
日露戦争時には、連合艦隊旗艦となり東郷平八郎が乗りました。その後は、幾度もの解体の危機を乗り越えてきました。まず、ワシントン軍縮条約によって廃艦が決定し、帝国海軍から除籍されました。 さらに、第二次世界大戦の敗戦後は、ソ連の要求で解体処分されそうになりました。けれども、アメリカ陸軍のチャールズ・ウィロビー(マッカーサーの情報参謀)らの尽力により逃れました。
しかし、アメリカ軍人のための娯楽施設が設置され「キャバレー・トーゴー」が開かれる状態になると、戦後の物資不足により金属類が盗まれ荒廃ぶりはひどいものでした。 こうして、東郷平八郎を敬愛していたチェスターミニッツ提督が本を著し、その売上を三笠の保存に寄付するなど、復元保存運動が盛り上がりをみせました。日本では、復元保存派と完全撤去派とに分かれました。結局は、1959年復元工事が開始され、1961年、記念艦三笠復元記念式典が開かれました。
記念艦 三笠の詳細
住所 | 神奈川県横須賀市稲岡町82-19 |
---|---|
電話番号 | 046-822-5225 |
営業時間 | 4月~9月 / 9:00~17:30 3月・10月 / 9:00~17:00 11月~2月 / 9:00~16:30 |
休艦日 | 12月28日~31日 |
料金 | 大人600円、シニア(65歳以上)500円、高校生300円、小中学生無料 |
アクセス | JR横須賀駅より三笠循環バスで「三笠公園」バス停下車 |
URL | 世界三大記念艦 三笠 |
記念艦 三笠の地図
記念艦 三笠へ行くおすすめコース
おすすめツアー
-
横須賀ツアー