飛鳥時代の寺院めぐり ~飛鳥寺・橘寺~
飛鳥寺について

飛鳥寺(あすかでら)は、奈良県明日香村にある日本最古の本格的な寺院です。596年に建立され、日本で初めて本格的に仏教文化が花開いた場所として知られています。仏教の受容をめぐって豪族間で対立がありましたが蘇我馬子が仏教を保護したことで飛鳥寺が建立されました。その後、寺は飛鳥京の中心的な寺院として発展し、多くの僧侶が学ぶ場となりました。

飛鳥寺 本堂(観音堂)
飛鳥寺の最大の見どころは、本尊の飛鳥大仏(釈迦如来坐像)です。この仏像は609年頃に完成したとされ、仏師・鞍作止利(止利仏師)によって造られました。日本最古の本格的な仏像として知られ、1400年以上にわたり信仰を集めています。
火災や地震による被害で後世に補修された部分もありますが、顔の中央部や耳、右手の一部などには創建当時の面影が残っているとされています。
飛鳥寺の詳細
| 住所 | 奈良県高市郡明日香村飛鳥682 |
|---|---|
| 電話番号 | 0744-54-2126 |
| 拝観時間 | 9:00~17:30、(10月~3月)17:00まで *受付は各15分前まで |
| 拝観料 | 大人・大学生500円、高校生・中学生300円、小学生250円 |
| アクセス | 近鉄吉野線「飛鳥駅」より徒歩44分(レンタサイクルで行くのがおすすめです) |
飛鳥寺の地図
橘寺について

橘寺(たちばなでら)は、奈良県明日香村にある聖徳太子ゆかりの古刹です。聖徳太子が生まれた地と伝えられる場所に建立されたとされ、日本仏教の黎明期を今に伝える歴史ある寺院として知られています。また、善悪二つの表情を持つ「二面石(にめんせき)」でも有名で、飛鳥を代表する観光スポットの一つです。
橘寺 黒駒像
黒駒像は、聖徳太子の愛馬と伝えられる「甲斐の黒駒」をかたどった像です。『日本書紀』や『聖徳太子伝暦』などには、聖徳太子が優れた馬に乗って各地を巡ったという伝承が残されており、その馬が「甲斐の黒駒」とされています。
甲斐の黒駒には、さまざまな伝説があります。
・聖徳太子を乗せて一日に何百キロもの距離を駆けた
・空を飛ぶほどの名馬だったと語られる
・仏教の布教や政治のため、太子とともに各地を巡った
これらは史実というよりも、聖徳太子をたたえる後世の伝承として語り継がれています。
橘寺 二面石
一つの石に善相と悪相、二つの顔が刻まれており、「人間の善悪二面性を表している」「仏教の教えを象徴している」など、さまざまな説があります。制作年代や目的については明確には分かっておらず、飛鳥時代の石造文化を代表する遺物として知られています。
橘寺の詳細
| 住所 | 奈良県高市郡明日香村橘532 |
|---|---|
| 電話番号 | 0744-54-2026 |
| 拝観時間 | 9:00~17:00(受付16:30まで) |
| 拝観料 | 大人・大学生500円、高校生・中学生300円、小学生200円 |
| アクセス | 近鉄吉野線「飛鳥駅」より徒歩32分(レンタサイクルで行くのがおすすめです) |
橘寺の地図
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