日本最大の藩校、弘道館
弘道館について
江戸時代の学び舎、弘道館は水戸藩九代藩主徳川斉昭が創設しました。学問・武芸から自然科学(医学・薬学・天文学)などまで幅広い分野の武士教育が行われた場所です。
第二代藩主徳川光圀が編纂した「大日本史」の影響を受けた水戸学は、幕末の志士たちに多大な影響をもたらしました。近世日本の教育の現場にタイムスリップしたような気分になります。
徳川斉昭の息子、徳川慶喜は江戸幕府最後の将軍になりました。慶喜は、5才~11歳までを弘道館で学びました。そして、大政奉還後の4か月の謹慎生活を弘道館で過ごしました。
学問は一生行うものという考え方から卒業はありませんでした。子供から老人まで同じ場所で学ぶ学校でした。
弘道館の正門
弘道館創立時に建てられた正門で、重要文化財です。藩主の来館や諸儀式を行うときに開門しました。明治維新の際、水戸藩は改革派(尊皇攘夷)と保守派(幕府)が激しく対立し、藩内抗争が勃発。正門には銃撃戦でできた弾痕が残っています。
弘道館の詳細
住所 | 茨城県水戸市三の丸1-6-29 |
---|---|
電話番号 | 029-231-4725 |
営業時間 | 2月20日~9月30日 / 9:00~17:00、10月1日~2月19日 / 9:00~16:30 |
休館日 | 12月29日~12月31日 |
料金 | 大人400円、小中学生200円、シルバー(70歳以上)200円、小学生未満無料 |
アクセス | JR水戸駅北口から徒歩8分 |
URL | 日本最大の藩校 弘道館 |
弘道館の地図