日本の正教会、ニコライ堂
ニコライ堂(東京復活大聖堂)について
1872(明治5)年に函館から上京した宣教師のニコライ・カサートキンが伝道の中心地として、1892(明治24)年大聖堂が建てられました。この地は、江戸時代に定火消(江戸市内の防火・警備をする職名)の屋敷がありました。ちなみに日本人初の司祭となったのは、沢辺琢磨(坂本龍馬の従兄弟)です。
お雇い外国人として来日にしていたジョサイア・コンドルが設計をしました。日本で初めてにして最大級の本格的なビザンティン様式の教会建築といわれています。
ニコライ・カサートキンは、日本語を新島襄から教わり、英語と世界情勢を教えました。また、日露戦争開戦後も日本に留まり、日本人清教徒に日本の勝利を祈るように勧めたといいます。
1923年(大正11)年の関東大震災によって聖堂内部を焼失しましたが、4年をかけて再興しました。昭和に入り、戦災を免れ、石造建築としてはじめて国の重要文化財に指定されました。
ニコライ堂(東京復活大聖堂)の詳細
住所 | 東京都千代田区神田駿河台4-1-3 |
---|---|
電話番号 | 03-3295-6879 |
営業時間 | 夏季4月~9月 / 13:00~16:00 冬季10月~3月 / 13:00~15:30 |
休業日 | 月曜日・年末年始 |
料金 | 高校生以上300円、中学生100円、小学生以下無料 |
アクセス | JR御茶ノ水駅「聖橋口」から徒歩2分 |
ニコライ堂(東京復活大聖堂)の地図