50歳から天文観測を学んだ、伊能忠敬の記念館
伊能忠敬記念館について
50歳から天文観測を学び、日本地図を作っちゃった人物、伊能忠敬。しかも実測=日本国中を歩いてというから、ビックリ!人間は本気になれば、年齢に関係なく偉業を成し遂げられるんだなと、思いました。
伊能忠敬は九十九里町生まれで、17歳のとき伊能家当主として婿養子に入りました。伊能家は、佐原で最も有名な商人でした。家督を譲り50歳で、江戸に出て55歳から71歳までに10回の測量を行いました。完成した地図は精度の高いもので、明治以降国内の基本図となりました。
説明書きを見ても、どう使うのか、全く見当がつきませんでしたが、いくつか展示物をご紹介します。
↑半円方位盤
地上測量器具遠くの山や島への方位を測るための方位磁石盤。
↑量程車
地上測量の器具です。この道具を置いて曳いて歩くと、下についている車が回り、距離を表示する数字のついている歯車が回り、距離を表示できるようになっています。
↑象限儀(小)
地上測量器具で、坂道の傾きを測る器具。
こんな感じで、なんだか分からないけどスゴイ!国宝級の展示物がみられます。
2018年は伊能忠敬が亡くなってから200年目です。記念事業として、佐原駅には伊能忠敬の銅像が立ちます。
伊能忠敬記念館の詳細
住所 | 千葉県香取市佐原イ1722-1 |
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電話番号 | 0478-54-1118 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
休業日 | 休館日 |
料金 | 大人500円、小中学生250円 |
アクセス | JR佐原駅から徒歩15分 |
伊能忠敬記念館の地図