戦争を未来へ伝える、長崎原爆資料館
長崎原爆資料館について
長崎に原爆が投下されたのは1945年8月9日11時2分のことでした。長崎市の60%が破壊され150,000人の人が犠牲になったといいます。
館内には、原子爆弾によって破壊された建物の一部が移設されています。また、長崎型原爆の「ファットマン」の模型も展示されています。私は、「ファットマン」の模型を見た時、ふざけた名前だな…と思いました。まるでデブッチョのお腹のようでしたもん、形が。こんなの落とされたんだと思ったら恐怖でした。その他にも思わず目を覆ってしまうような写真も展示してありました。ただただ怖い、怖いとしか言葉が出てきませんでした。
戦後70年以上が過ぎ、戦争を体験して話せる方々が少なくなってしまいました。私は戦争を体験した事がないです。しかし、想像することは出来ます。もし、子供に満足な食事を与える事ができなくなったら…。爆弾が毎日のように空から降ってきて、この小さくも一生懸命に自己主張をするようになった愛しい我が子を一瞬で失ったとしたら…。まだ小さいのに両親を亡くしてしまったら…。小さな足で必死に私達親を探し、彷徨うことになったら...。
どれも想像するだけで胸が締め付けられます。そんな辛い体験したくない、させたくないです。そういった事が現実に日本で起こったということを忘れちゃいけないと思います。同じ過ちを二度と繰り返さないためにも、これからの未来を生きる日本人は必ず行くべき所だと思います。
長崎 平和祈念象
同じ平和公園の一角には平和祈念象が鎮座しています。垂直に高く掲げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を、横にした足は原爆投下直後の長崎市の静けさを、立てた足は救った命を表し、軽く閉じた目は戦争犠牲者の冥福を祈っています。
長崎原爆資料館の詳細
住所 | 長崎県長崎市平野町7-8 |
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電話番号 | 095-844-1231 |
営業時間 | 4月、9月~翌3月 / 8:30~17:30 (入館は17:00まで) 5月~8月 / 8:30~18:30 (入館は18:00まで) 8月7日~9日 / 8:30~20:00 (入館は19:30まで) |
休業日 | 12月29日~12月31日(※図書室・ホールは12月29日~1月3日) |
料金 | 大人200円、小中高校生100円 |
アクセス | 長崎電気軌道「赤迫(あかさこ)」行で「原爆資料館」電停下車、徒歩約5分 |
長崎原爆資料館の地図