今も残る直江兼続の偉業、直江石堤
直江石堤公園について
直江石堤公園には、直江兼続が行った治水事業が残されています。
関ケ原の戦いで石田三成方に付いた上杉景勝・直江兼続は、会津から米沢へ移封されました。
直江兼続は、米沢のまちづくりに尽力しました。そのうちの一つが、暴れ川だった松川(最上川)の水害を防止することでした。総延長10Kmにも及ぶ堤防と蛇堤が作られ、氾濫を防ぎました。
蛇堤に用いられた手法は「野面積」で、自然の石を加工せずに積み上げる戦国時代の石垣造りの工法です。お城造りでは、敵に登られやすいという欠点がありますが、排水性に優れ頑丈です。
現存しているのは1.2㎞で、散歩コースもあります。また、秋には芋煮会場として賑い、市民の憩いの場となっています。
直江石堤公園の詳細
住所 | 山形県米沢市赤崩992-1206 |
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電話番号 | 0238-22-5111(米沢市観光課) |
休業日 | 年中無休 |
料金 | 無料 |
アクセス | JR米沢駅から車で20分(駐車場有:45台) |
直江石堤公園の地図