長崎県にある百名橋
眼鏡橋(長崎市)
日本三名橋(日本橋・錦帯橋・眼鏡橋)の一つ。国の重要文化財に指定されています。
長崎市の中心部近くの中津川にかかる日本初のアーチ式石橋です。川面に映った影を見ると、「メガネ」に見えることから、眼鏡橋と名前がつきました。
この橋が架けられたのは、江戸時代の寛永11年(1634)で、中国から来日して興福寺の2代目住職となった黙子如定によって架けられました。
眼鏡橋をはじめとする中島川護岸にあるハートストーンが、愛を願うパワースポットとして人気を集めています。愛する人と探してみたい!
長崎ランタンフェスティバル中には、ランタンで照らされた橋が幻想的です。
長崎ランタンフェスティバルの開催期間
2022年:2月 1日(火)~2月15日(火)
眼鏡橋(長崎市)詳細
住所 | 長崎県長崎市魚の町 |
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電話番号 | 095-829-1193 (長崎市文化財課) |
アクセス | JR長崎駅から路面電車蛍茶屋行きで4分、「めがね橋」電停下車、徒歩3分 |
西海橋
百名橋の一つ。1955年に佐世保市と、長い間「陸の孤島」であった西彼杵半島をつなぐ橋として架けられました。全長316m、海面からの高さ43mのアーチ式の橋で、建設当時は固定アーチ橋としては世界第3位、東洋一の大きな橋でした。日本の橋として初めて支間長200メートルを超えた長大橋でした。
西海橋から見える圧巻の景色は、”うず潮”です。日本三大急潮のひとつに数えられる針尾瀬戸の急流が起こす潮流を見てみたいです。
設計者は、吉田巌で日本を代表する橋梁技術者となった人物です。当初、橋梁技術よりも鉄道に関心のあった彼が、大学の卒業論文に選んだのが「大村湾口の架橋設計」でした。これが、西海橋建設を進めていた建設省の技術者たちに評価され、建設省の先輩に口説き落とされました。そして、内定で決まっていた私鉄入社を辞退して入省しました。人生の転機は突然訪れたりするから、面白いですね。
住所 | 長崎県佐世保市針尾東町2678 |
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電話番号 | 0956-58-2004 (西海橋公園管理事務所) |
アクセス | JR佐世保駅前から、バス「西海橋西口」行で約50分、終点下車、徒歩すぐ |
眼鏡橋(諫早公園)
百名橋の一つ。日本で最初に国の重要文化財に指定された石橋です。架橋に用いられた石の数は約2800個です。
1839年(天保10年)に架けられたこの橋は、「水害でも流されない頑丈な橋」を目指し、長崎の眼鏡橋を参考にしたといわれています。
「水害でも流されない頑丈な橋」という願い通り、一度も流されることはありませんでしたが、1957年(昭和32年)に起きた諫早大水害で、この橋が水の流れを変えてしまった為、被害が拡大したと指摘されました。そのため、諫早公園へ移設されました。
住所 | 長崎県諫早市高城町770-2 |
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電話番号 | 0957-22-8325 (諫早観光物産コンベンション協会) |
アクセス | JR諫早駅から島原鉄道(急行島原外港行)乗車約3分、本諫早駅下車徒歩約7分 |
幸橋(オランダ橋)
国の重要文化財。城と城下町を結ぶ手段がなく、1662年平戸藩主松浦鎮信によって初めて木造の橋が架けられました。長年の不便が解消した為「幸い橋」と名付けられました。
1702年、現在の石橋に架け替えられました。オランダ商館の建築に携わった石工から伝授された技法が用いられたことから「オランダ橋」とも呼ばれるようになりました。
住所 | 長崎県平戸市岩の上町1508-3 |
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電話番号 | 0950-22-4111 (平戸市観光課) |
アクセス | 平戸大橋から車ですぐ |
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