キツネがシンボル、日本三大稲荷神社
全国に8万社程ある神社のうち、もっとも数の多い約3万社が稲荷神社です。
稲荷神社といえばキツネがシンボル。このキツネは「神様の眷属」で、神様の使者です。キツネは農業が盛んな春から秋にかけて里に姿を現し、収穫が終わる頃に山へ戻っていくため、農耕を見守る守り神と考えられていました。そして、キツネをよく見てみると口に何かをくわえています。くわえているものは神社によって様々で、意味も違います。そんな違いを比べるのも楽しいかもしれません。
さて、日本三大稲荷神社には諸説ありますが、私はこの3つでお届けしたいと思います。
伏見稲荷神社
伏見稲荷神社
全国に3万社あるといわれる稲荷神社の総本山。奈良時代の711年に稲荷大神様が稲荷山に鎮座され、1300年の歴史があります。初詣では日本国内4位の参拝者が訪れています。
千本鳥居が有名で、全部見て周るなら2時間は必要です。
外国人に人気の日本全国・観光スポットランキングで1位に選ばれたこともあり、国内外を問わず一度は訪れたい神社です。伏見稲荷神社のおみくじには「大大吉」や「凶後大吉」等があるみたいです。
住所 | 京都府京都市伏見区深草藪之内町68 |
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電話番号 | 075-641-7331 |
営業時間 | 終日参拝可能、ご祈祷8:30~16:30(受付は16:00頃まで) |
料金 | 無料 |
定休日 | 年中無休 |
アクセス | JR奈良線「稲荷駅」徒歩直ぐ |
URL | 伏見稲荷神社 |
伏見稲荷神社を巡るコース

伏見稲荷神社ガイドツアー
祐徳稲荷神社
祐徳稲荷神社
九州では太宰府天満宮に次ぐ、参拝数で年間300万人が訪れています。衣食住、生活全般の守護神として、商売繁盛、家運繁栄にご利益があります。
1687年、鹿島藩主鍋島直朝の妻・萬子媛が、朝廷の勅願所だった稲荷大神の御分霊を勧請した神社です。
京都にある清水寺の本殿に似ていて、高さもある本殿が特徴で、鮮やかな美しさから「鎮西日光(九州の日光東照宮)」と呼ばれています。
本殿へ行くのにエレベーターが設置されており、バリアフリーな神社です。
住所 | 佐賀県鹿島市古枝乙1855 |
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電話番号 | 0954-62-2151 |
営業時間 | 終日参拝可能 |
料金 | 無料 |
定休日 | 年中無休 |
アクセス | 肥前鹿島駅からバスで15分 |
URL | 祐徳稲荷神社 |
祐徳稲荷神社を巡った旅行日記

笠間稲荷神社
笠間稲荷神社
創建は、第36代幸徳天皇の時代の651年頃と伝えられています。
本殿(笠間神社最古の建物)は、江戸時代末期(1854~1860)の再建で銅瓦葺総欅の権現造で国の重要文化財に指定されています。
茨城県一位の初詣参拝客が訪れます。茨城百景に選ばれています。5月上旬に咲く、天然記念物の「八重の藤」があります。
住所 | 茨城県笠間市笠間1 |
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電話番号 | 0296-73-0001 |
営業時間 | 6:00~日没 |
料金 | 無料 |
アクセス | JR水戸線笠間駅より徒歩20分 |
URL | 笠間稲荷神社 |