浜松城

浜松城について

鰻や餃子で有名な浜松に徳川家康が29歳(1570)~45歳(1586)まで居城としたお城、”浜松城”があります。

それまでの居城、岡崎城は長男の信康に譲り、武田信玄の侵攻に備えるため、浜松城を築城しました。浜松城は家康が将軍職に就くための大きなステップを踏み出した重要なお城です。

江戸時代には浜松城の歴代城主の多くが幕府の要職につき「出世城」とも呼ばれます。例えば「天保の改革」で有名な水野忠邦は肥前唐津藩から強い国替え運動をしてまで浜松城藩主になったといわれています。

しかし、浜松城の頻繁な交代で、領主と領民のつながりは深まらなかったといわれています。

家康の時代には、天守閣は存在せず、現在の天守閣は模擬天守です。野面積みの石垣(自然の石をそのまま積み上げた荒々しい造り)が特徴です。

浜松城 野面積み
野面積みの石垣

野面積みは鎌倉末期に出現し、戦国時代に用いられた技法です。加工せずに自然の石をそのまま積み上げただけで、石の形に統一性がありません。隙間や出っ張りができ、敵に昇られやすいという欠点があるものの、排水性に優れ頑丈です。

浜松城の詳細

住所 静岡県浜松市中区元城町100-2
電話番号 053-453-3872
開城時間 8:30~16:30
休城日 12月29日~12月31日
料金 大人200円、中学生以下・70歳以上無料
アクセス 浜松駅より徒歩20分

浜松城への地図

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