殺人偏差値70

殺人偏差値70

監督:大谷太郎

出演者:
三浦春馬、城田優、瀧本美織、栗山千明、桐山漣、高橋克実

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ロケ地めぐり

  • 東京大学

    東京大学

    実際に東京大学での撮影は行われていないらしいです。

    住所 東京都文京区本郷7-3-31

  • no-img

    宇都宮大学

    ロケに使用された大学。テニスコートや峰キャンパスフランス式で行われた。

    住所 栃木県宇都宮市峰町350

物語のあらすじ

1982年に『火曜サスペンス劇場』で放送された作品を32年ぶりにリメイク。主人公・宮原圭介(三浦春馬)は東大合格こそが人生の成功だと思い込む。東大入学を目指して2浪中の宮原圭介は、3度目の受験日当日、寝坊をしてしまう。急いで会場に向かおうとするが、間に合わないことを悟った圭介は、その頃世間を騒がせていた爆弾魔「ボンバーマン」の名を語り、東大に爆破予告を送りつける。そして混乱に乗じ、しばらくしてから再開された試験に最初からいたかのように潜り込むことに成功する。後日、無事に合格して恋人・真山理佳子(瀧本美織)と喜び合う圭介だったが、そんな姿を遠くから眺める男・田中宏志(城田優)の姿があった。人生の歯車が狂い始め…。

Wikipedia「殺人偏差値70」

感想

全体的に狂気を感じた作品。プレッシャーをかける人、それに応えようと追い詰められていく人。

まず、親だったら大事な試験の日に私は息子を起こします。そして彼女だったら「起きたら連絡して」くらいの事は約束します。そして連絡が来なかったら鬼電します。ということを思いながら見ちゃいけない(笑)。

目標に向かって何度も努力する事には限界はあって、浪人がどこまで許されるかて私の価値観で申し訳ないのですが1回までだと思っています。2浪して東大じゃなくても大学入って、就職活動の時に「2浪して大学入ってあなたは何をしましたか?」て絶対質問されると思うのです。その時に面接官や自分が納得できるような答えが出せないのであれば、何の意味があったのですか?て事になる。

何度も挑戦していい大学入りました。達成感がありました。では終われないのがその先の未来。何度も浪人生活を送って、目標とする大学に入って何をしたいとか明確なビジョンがないと、大学に受かったことが人生の目標地点になってしまって生きづらくなってしまいそうな気がします。

2021年1月6日時点で私には4歳児の息子がいます。ドラマの中では54点(だったかな?)のテストを見て「何でこんなにできない子なの?!」とテストを焼く場面があります。その後、一生懸命に机に向かって勉強している姿が切なくて抱きしめてあげたくなりました。

人それぞれの価値観があるので一概に言えませんが、小学生の頃の成績の良さが将来の何の保証になるのか?と私は思っています。学生のうちは楽しい事に一生懸命になればいい。母親に褒められるためだけに頑張らなくていいと。毎日、息子には笑って元気で楽しい人生を送って欲しい。学生をしていれば絶対に目標とする高校や大学が出て来るから。その時になったら必死に勉強しなくちゃならないんだから。自分のために頑張って欲しい。と言いつつ宿題していなかったら口うるさくするんだろうけど…。親の敷いたレールにだけは乗せないように伸び伸びと子育てしたいなと思いました。大好きな息子を追い込む事のないようにしたいものです。