北条氏の難攻不落の名城、小田原城

小田原城について
小田原城は、戦国大名・北条氏の本拠地として知られる名城です。特に3代当主・北条氏康の時代には「難攻不落」「無敵の城」と称され、上杉謙信や武田信玄の攻撃をも退けました。
しかし、天下統一を目指す豊臣秀吉による「小田原攻め」では、石垣山に築かれた一夜城を前に北条氏は滅亡。その際、北条側が和議か抗戦かをめぐって結論を出せずに議論を続けたことから、「小田原評定(いつまでも結論の出ない会議のたとえ)」という故事も生まれました。

常盤木門
常盤木門は、小田原城本丸の正門にあたる櫓門で、現在見ることができるものは 江戸時代に入ってから建造された門です。後北条氏が滅亡した後、小田原城は徳川家の重臣・大久保氏や稲葉氏の居城となり、その際に城郭の大規模な改修が行われました。常盤木門もその整備の中で築かれ、本丸正門としての格式と防御の役割を担いました。
「常盤木」とは松や杉などの常緑樹を指し、不変・繁栄・長寿の象徴とされます。本丸の正門にこの名を冠したのは、城の威容と支配の安定が永く続くようにとの願いが込められていると考えられています。
櫓門の二階部分は物見や防御のための櫓(やぐら)になっており、門下の様子を監視しつつ、弓矢や火縄銃で攻撃できる構造でした。また、石垣の上に建てられ、破壊されにくい造りとなっていました。
江戸時代には城主の居館へと続く正門として使用され、武士や大名たちが必ず通る格式ある門でもありました。現在の常盤木門は復元されたものです。

常盤木門は枡形門
常盤木門の周囲は「枡形」と呼ばれる方形の曲輪で囲まれており、門を突破した敵は直進できず、狭い空間に押し込められました。そこに上から矢や鉄砲を浴びせることで敵を一網打尽にできる仕組みでした。

紫陽花
小田原城址公園は、春の桜に続いて初夏(6月頃)にはあじさいが見頃を迎えます。特に本丸・二の丸の石垣周辺やお堀沿いには約2,500株ものあじさいが植えられており、城郭の白壁や石垣と色とりどりの花々が美しいコントラストを描きます。
小田原城の詳細
| 住所 | 神奈川県小田原市城内6-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 0465-23-1373 |
| 営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30) |
| 料金 | 【天守閣】大人510円、小・中学生200円 【2館共通券(天守閣・SAMURAI館)】大人610円、子供220円 |
| 休館日 | 【天守閣】12月31日、12月第2水曜日(館内整理のため)【他施設】12月31日~1月1日 |
| アクセス | 小田原駅から徒歩10分 |
| URL | 小田原城 |
小田原城の地図
小田原城周辺のおすすめ情報
小田原城をめぐるおすすめコース

小田原城周辺の食べたいお店
