戦国時代の名将、武田信玄(1521~1573)は甲斐国を治め、領国内の統治と軍事に優れた武将として知られています。戦国大名としての武勇だけでなく、「風林火山」の旗印に象徴される戦略眼や家臣団の統率力でも名を残しました。川中島の戦いでは上杉謙信と激戦を繰り広げ、現在も甲府城や躑躅ヶ崎館跡などゆかりの地が多く残っています。信玄公ゆかりの城や史跡を巡り、戦国時代の歴史と文化を体感できるスポットを紹介します。

甲府城

山梨県のお城、躑躅ヶ崎館と甲府城

武田信玄の本拠地・躑躅ヶ崎館跡と甲府城を巡る。大河ドラマ「風林火山」を見てから訪れると、武田家の歴史がより身近に感じられる。豊臣秀吉の時代には城下町が甲府城へ移り、街の雰囲気も変化した様子を体感できる。

松代城

武田軍、川中島の戦い本拠地、松代城

川中島の戦いで知られる武田信玄ゆかりの松代城。真田氏も城主を務め、徳川時代まで続いた歴史ある城。戦国時代の武将たちの戦略や城の構造を学ぶことができる。

高遠城

大奥の大事件で江島が流された、高遠城

高遠城は江島生島事件の舞台としても知られる城。武田信玄の死後、城主は真田氏に移り、江戸時代を通じて藩政が行われました。50人もの処罰者を出した大事件の舞台を巡ることで、戦国・江戸時代の政治の緊張感を学べます。

小諸城

全国でも珍しい穴城、小諸城

小諸城は低地に築かれた珍しい「穴城」。戦国期には武田氏の領地で、野面積みの石垣が残ります。現地を歩くと、戦略的に低地を利用した城の構造や防御法を理解できます。