塩づくり体験ができる、赤穂市立海洋科学館・塩の国
赤穂市立海洋科学館・塩の国について
海洋科学館では『海へのいざない』『ようこそ赤穂へ』『海を知ろう』『塩のギャラリー』の4つのテーマで塩を知ることができます。
赤穂に塩田開発を奨励したのは初代藩主・浅野長直でした。日本の塩づくりに欠かせないものだった塩田ですが、現在は復元された塩田しか見ることができません。塩田とは塩を作るためのものではなく、海水の塩分濃度を濃くした"かんすい"を作るものでした。その"かんすい"から塩をつくる体験が、入館すれば無料でできます。是非、体験してみてください。
流下式塩田で採取した、塩分を濃くした海水を煮詰めて塩を作る体験ができます。釜に見立てた土鍋には"かんすい"が入っています。コンロに火を入れ、じっと様子をうかがいます。
ふつふつと沸騰して泡立ってきました。竹べらで混ぜます。とても熱く危ないので、お子様が一人でやりたいと言っても、必ず一緒に混ぜて下さい。
竹べらで混ぜていると、だんだん水分が蒸発して塩らしきものが出てきます。この粒、飛び散るので注意して下さいね。
途中で竹べらをスプーンに持ち替えて、鍋肌をこするように係の人がかき混ぜてくれます。するとだんだんサラサラになります。最後はいただいた袋に入れてお持ち帰りできます。3歳児の息子、塩ができたと喜び、一生懸命袋に詰めてました。
"かんすい"で作られた一つ50円の「しおタマ」。塩分が入っていて美味しい。
ゆで卵と手作りの塩を食卓に出すと、3歳児の息子は「皆で作った塩だよねぇ」と、パクパク食べ、愛しい姿を見せてくれました。これも食育の一つになったかなぁと思いました。普段口に入れるものの作り方を知り、手作り体験したことにより、食欲が増したように思います。
赤穂市立海洋科学館・塩の国の詳細
| 所在 | 兵庫県赤穂市御崎1891-4 |
|---|---|
| 電話番号 | 0791-43-4192 |
| 営業時間 | 9:00～16:30（入館は16:00まで） |
| 休業日 | 火曜日（ただし祝日と重なった場合はその翌日）、年末年始（12月28日～1月4日） |
| 料金 | 大人（高校生以上）200円、小中学生100円 塩づくり体験は無料、塩づくり体験後にもらえる「しおタマ」は1つ50円 |
| アクセス | JR播州赤穂駅から神姫バス赤穂市民病院 経由「御崎」または「かんぽの宿 赤穂 」行きに乗車（約10分）「赤穂高校」下車、徒歩15分 |
赤穂市立海洋科学館・塩の国の地図
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