日本考古学の発祥の地、大森貝塚遺跡庭園
大森貝塚遺跡庭園 について
大森貝塚遺跡庭園は、エドワード・モースが車窓から貝塚を発見して、日本で最初に学術調査が行われました。そのため「日本考古学発祥の地」と言われています。貝塚からは、貝殻、土器、骨角器、石器、獣の骨、人骨など当時の生活が見える出土品が発見されました。
公園内を散策すると、モース博士の胸像や貝塚の標本があったり、縄文時代の大森貝塚について学べます。これといった遊具はありませんが、小山を昇り、電車が通る。ちょっとした冒険心をくすぐる、そんな公園です。
大森貝塚遺跡庭園 ミストの噴水
子供達に人気なのは、真夏になるとミストの噴水となるこの場所。30分毎に7分間でます。
大森貝塚遺跡庭園 線路
子鉄には嬉しい、電車の見える公園でもあります。坂になっているので電車に夢中になっているとコケるので注意です。
貝塚の標本
これが発掘された貝塚。本物です。これが縄文時代のモノなんてビックリ!
モース博士胸像
1838年~1925年。エドワードモースはアメリカ東部メイン州ポートランド生まれ。少年時代から貝好きで日本へは腕足類の採取目的でやってきました。専門は動物学であって考古学ではなかったのが面白いところですが、貝好きなので、車窓から見えた時は目が見開かれたことでしょう。またモースが来日した当時、世界ではダーウィンの進化論が話題になっていて、日本に紹介した人物としても知られています。帰国後は、日本をテーマにした著書を出版するなど、日本の文化をアメリカに紹介しました。死後、12000冊もの蔵書が東京大学に遺贈されました。
大森貝塚遺跡庭園 の詳細
所在 | 東京都品川区大井6-21-6 |
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電話番号 | 03-3777-4060(品川区立品川歴史館) |
営業時間 | 7月・8月 / 9:00~18:00、11月~2月 / 9:00~16:00、その他期間 / 9:00~17:00 |
料金 | 無料 |
アクセス | JR大森駅 北口より徒歩5分 |
大森貝塚遺跡庭園 の地図