江戸時代の病院、佐倉順天堂記念館
佐倉順天堂記念館について
江戸時代の医術といえば漢方中心で脈をとって薬を処方する程度のものでした。医者になることは誰でもなることが許可されていました。特定の資格はなかったので、「ヤブ医者」も多くいました。
そんな時代で、佐倉順天堂の治療は当時の最高水準を極めていました。日本初の「膀胱穿刺」手術成功のほか、帝王切開、卵巣水腫開腹、乳がん摘出など多くの手術が行われました。
ただし想像を絶する事に、麻酔薬は使われませんでした。当時麻酔は使われはじめたばかりで副作用が強く危険なものでした。そのため佐藤泰然は、麻酔を使用すると、患者の命が失われる危険性があると判断し、皆で抑えつけ患者の気力に任せて手術が行われました。死ぬかもしれない麻酔と、死にそうな痛み…どっち選択するか…どっちも勘弁願いたいです。
↑手術の様子。マジマジマジ~(泣)。血の気が引きます。
佐倉順天堂記念館の詳細
住所 | 千葉県佐倉市本町81 |
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電話番号 | 043-485-5017 |
営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) | 休業日 | 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、年末年始(12月28日~1月4日) |
料金 | 大人100円、学生50円 三館共通入館券(武家屋敷・旧堀田邸・佐倉順天堂記念館) / 大人600円、学生300円 土日祝日は小中学生無料 |
アクセス | 京成佐倉駅下車、徒歩20分 |
佐倉順天堂記念館の地図
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