渋沢栄一生誕の地、旧渋沢邸「中の家」
旧渋沢邸「中の家」について
2024年から新一万円札の顔になる渋沢栄一の実家が、「旧渋沢邸(中の家)」です。何故、「中の家」と呼ばれているかというと、周りには渋沢家の分家があり、その真ん中にあったのが渋沢栄一の実家だったからです。
訪問した際、大きな門があり敷地の広さに驚きました。それは、農業のほかに藍玉づくりや、養蚕を生業にしており、名字帯刀が許されるほど裕福でした。現在残っている主屋は明治28年に栄一の妹夫婦(市郎・てい)が建てたもので、2023年に改修工事が行われました。
近代日本経済の父と呼ばれた渋沢栄一が23歳まで過ごし、帰郷した際に滞在していた場所を見学しました。
渋沢栄一 アンドロイドシアター
80歳代の栄一アンドロイドが、映像と共に案内してくれます。まるで、ご本人がそこにいるかのようで、インパクト大でした。
旧渋沢邸「中の家」 上座敷
1階奥にある、渋沢栄一が帰郷した際に寝泊まりした部屋。上質な木材を使ったり、天井を高くしたりと、栄一が寛げるようにと妹夫婦が特に念入りに作らせました。
旧渋沢邸「中の家」 土蔵
旧渋沢邸「中の家」 土蔵
藍玉づくりの作業場として使用されていました。大谷石で作られた地下室があるそうです。
青天を衝けの小道具
2022年の大河ドラマ「青天を衝け!」で実際に使用されたの小道具の展示もあり、感激しました。藍玉番付や囲炉裏もありました。
旧渋沢邸「中の家」の詳細
所在 | 埼玉県深谷市血洗島247-1 |
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電話番号 | 048-587-1100 渋沢栄一記念館 |
営業時間 | 9:00~17:00 (入場は16:30まで) |
休業日 | 年末年始 (12月29日~1月3日) |
料金 | 無料 |
アクセス | JR深谷駅からタクシーで約20分 |
旧渋沢邸「中の家」の地図