沈黙

原作:遠藤周作「沈黙」

監督:マーティン・スコセッシ

出演者:
アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライヴァー、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシ

PG-12指定

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物語の舞台

物語のあらすじ

17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の日本。高名な宣教師の棄教を聞き、その弟子のロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)らは長崎へと潜入する。彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、弾圧を逃れた”隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。ロドリゴは、ある人物の裏切りにより囚われ、棄教を迫られ、守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。

AMAZON「沈黙」

感想

雲仙地獄の衝撃なオープニングから始まりました。目を背けたいけど、日本の歴史をしっかりと見なくちゃと思いました。江戸時代、鎖国をしていた日本で行われたキリスト教弾圧は、こんなにヒドイものだったのかと呆然としました。

宗教のことは正直、分かりません。宗教を信仰することで死生観だったり、心の拠り所となることは理解できます。ただ時に暴走してしまうのは何故なんだろう。信仰は自由でいい。宗教を持たない人にとっては、布教が押し付けのように見えてしまう。

宣教師は、自分の信仰を大切にするあまり、目の前にいる人を救えない。幕府側は、いくら弾圧をしても、心までは支配できない。そこに何の意味があるんだろう?幕府に異を唱える宗教が、大きな勢力となったら崩壊するから?体制をまもるために必死だったから?愚かだけど、治安維持や体制維持のために必要だったのかも知れない。

一緒に見た旦那さんは言いました。「何でこんなの借りたの?」と。それぐらい残酷なシーンが多く、見ていて苦しかったです。雲仙地獄へ旅行に行く前にこれを見てから行くと重すぎます。でもきっとその地を訪れた時、観光スポットとしての場所ではなく、隠れキリシタン巡礼地として感じられるかなと思います。