かつて海底炭鉱で栄えた人工島、軍艦島(端島)
軍艦島について
江戸時代末期に石炭が発見された軍艦島(端島)は、島の周辺を埋め立てながらできあがった人工の島です。その姿、形が軍艦に似ていることから、軍艦島と呼ばれています。
1916年に建設された日本最初の鉄筋高層アパート(30号棟)や、住宅、幼稚園、小中学校、映画館、病院、美容院、パチンコ屋などが島内にほぼ完成した都市になっていました。ただ火葬場と墓地の十分な広さはなく中ノ島に建設されました。最盛期には約5300人が住み、世界一の過密都市(83,600人/km²)になりました。そしてこの記録は、今現在も破られていません。
約100年続いた炭鉱は、1974年1月15日に閉山すると、4月20日には全ての住人が島を離れ無人島になりました。
テレビ、洗濯機、冷蔵庫の「三種の神器」などの家電製品がそのまま残され、1970年代の生活スタイルが見られます。現在、「軍艦島上陸ツアー」が人気です。ただ、風や波などの天候により上陸できない場合もあります。その際は、周遊ツアーに切り替わります。海上は揺れ船酔いする恐れがあるので、酔い止めの対策をした方が良いです。
軍艦島をめぐるツアー
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軍艦島・上陸周遊クルーズ
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2泊3日
ジャイアント・カンチレバークレーン
(世界遺産)
1909年(明治42年)、長崎造船所がスコットランドから輸入した日本初の電動クレーンです。現在も現役で稼働しています。陸からは非公開施設です。軍艦島クルーズで海上から見ることができます。
軍艦島の小中学校
上陸ができなかったのが残念ですが、周遊ツアーで外観だけ見ることができました。
軍艦島の詳細
住所 | 長崎県長崎市高島町字端島 |
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電話番号 | 095-895-9300(軍艦島コンシェルジュ) |
営業時間 | 午前便10:30~、午後便13:40~ |
休業日 | 12月~1月にかけてドックに運休あり |
料金 | (平日)大人4000円、中高生3300円、小学生2000円、未就学児1000円 (特定日:土日祝日、春休み、GW、夏休み、冬休み)大人4500円、中高生3800円、 小学生2500円、未就学児1500円 ほか 軍艦島入場料金310円、小学生150円、未就学児無料 |
アクセス | 長崎電気軌道大浦支線「石橋駅」から徒歩7分 |
URL | 軍艦島コンシェルジュ |
軍艦島の地図
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