佐渡 たらい舟

宿根木はんぎりについて

新潟県佐渡市小木半島にある宿根木でたらい舟(はんぎり)に乗りました。杉と竹だけを使った手作りのたらい舟(はんぎり)で、1400年前に海底火山の噴火によってできた岩場をたらい舟(はんぎり)でクルージングできます。

たらい舟(はんぎり)とは、元々は漁師が乗る丸い船で、生活に欠かせない漁具でした。宿根木の伝統的な家屋をバックに、江戸時代にタイムスリップしたかのような体験ができます。

入江を進むショートコースから、外海に出られるロングコース、夕陽夕凪コースなど、旅行の予算やスケジュールに合わせて様々に選べるのが嬉しいです。 我が家は、【Aコース】を体験しました。

たらい舟 乗船
救命胴衣を着て出発

小木半島
小木半島 海

たらい舟から覗いた小木半島の海の水は透明で、魚も見られます。フナムシも舟の中に現れます。

小木半島 岩場
火山が作ったゴツゴツした岩場

小木半島

海の中を箱眼鏡で覗いて魚観察に余念のない息子(小2)。それくらい海の水が透明です。

小木半島 舟つなぎ石
舟つなぎ石

小木半島沖に停泊する北前舟をつないでいた石。尾道から運び込んだ花崗岩でできています。

宿根木の町並

宿根木はんぎりのすぐ近くには宿根木の町並みがあります。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されていおり、無料で散策できます。江戸時代中頃から明治にかけて廻船業(諸国の港を回って物資を運送する江戸時代の海運業)の基地として栄えました。

木羽葺石置き屋根
木羽葺石置き屋根

宿石が屋根に乗った「木羽葺石置き屋根」が特徴の家屋が見られます。この石は日本海の強烈な風から屋根を守るためのものでした。

清九朗家
清九朗家

江戸時代後期から明治にかけて北前船で財をなした船主(有田久四郎家)の邸宅でした。建築材料、技術が当時の最高水準を誇る建物です。

清九朗家
宿根木町並み

宿根木はんぎりの詳細

所在 新潟県佐渡市宿根木393 宿根木体験学習館内
電話番号 090-4835-5446
営業時間 9:00~18:00
休業日 11月下旬~3月中旬
料金 レギュラーAコース 大人1000円、子供700円 ほか
宿根木の町散策:無料
アクセス 両津港からバスで「河原田諏訪町」降車、小木線に乗換「宿根木」降車、徒歩1分

宿根木はんぎりの地図

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