札幌のシンボル、札幌市時計台
札幌市時計台について
国の重要文化財。アメリカのマサチューセッツ農科大学から「札幌農学校」の教頭として招かれたクラーク博士の構想により明治11年に札幌農学校の演武場として建築されました。
当時1階には研究室、講義室、標本展示室が2階は大ホールを設け軍事訓練施設として利用されていました。現在1階は展示室、2階は閉館後にコンサートが毎日のように開かれています。また、夜にはライトアップされます。
時計台には最初から時計はついていませんでした。鐘をついて時を知らせていましたが、建物中に響きわたる鐘の音がやかましいとの理由で、黒田清隆の指示で時計が設置されました。原型のまま正確に動いている塔時計として日本で最も古いものとされています。
1892(明治25)年の札幌大火では、生徒が屋根に登り延焼を食い止めました。生徒に愛された建物だったんですね。卒業生には、内村鑑三、新渡戸稲造、有島武郎など多くの人材を輩出しました。
復元された講堂
1899(明治32)年、佐藤昌介、南鷹次郎、宮部金吾教授らが農学校卒業生として初めて博士号が授与されました。
札幌市時計台の詳細
住所 | 北海道札幌市中央区北1条西2-1-1 |
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電話番号 | 011-231-0838 |
営業時間 | 8:45~17:10(入館は17:00まで) |
休業日 | (年始)1月1日~1月3日 |
料金 | 大人:200円、小中学生・高校生無料(中学生、高校生は学生証を提示) |
アクセス | JR札幌駅南口徒歩約10分 |
URL | 札幌市時計台 |
札幌市時計台の地図
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