日本最古の教会には信徒発見の歴史あり、大浦天主堂

大浦天主堂(キリシタン博物館)について
長崎県長崎市にある大浦天主堂 は、日本に現存する最古のキリスト教建築物。白亜の尖塔が空に伸びる姿は、訪れる人々を歴史の深みへと誘います。正式名称は「日本二十六聖殉教者聖堂」。西洋ゴシック様式を基調とした美しい姿が特徴で、国宝にも指定されています。
この教会は、1597年に豊臣秀吉の命により長崎で殉教した二十六聖人を祀るために、フランス人宣教師プティジャン神父によって建立されました。
時は江戸時代。鎖国と禁教令のもと、キリスト教は厳しく禁じられ、信仰を守り続けることは命がけでした。
開国直後の1865年のある日。完成したばかりの大浦天主堂に、数人の村人がプティジャン神父にそっと近づき、声をひそめて聖母マリアへの信仰を告白しました。そうして、禁教令下で250年もの間途絶えることなく信仰を継承してきた人々の存在が明らかになりました。これが 「信徒発見」 と呼ばれる奇跡の出来事でした。
この出来事により、長年にわたる厳しい禁教令と弾圧にもかかわらず、日本のどこかに信仰を守り続けているキリシタンの存在が初めて公式に明らかになりました。そして、まだ禁教が解かれていない日本に数多くのキリシタンが存在するという事実はすぐにヨーロッパに伝わり、「世界の宗教史上、奇跡」と称されるほど大きな衝撃を与えました。
大浦天主堂は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」 の一部として、ユネスコ世界文化遺産にも登録されています。
大浦天主堂(キリシタン博物館)の詳細
| 住所 | 長崎県長崎市南山手町5-3 |
|---|---|
| 電話番号 | 095-823-2628 |
| 営業時間 | 通常(3月~10月) / 8:30 ~ 18:00(拝観受付・最終入場は 17:30 まで) 冬季(11月~2月)/ 8:30 ~ 17:30(拝観受付・最終入場は 17:00 まで) |
| 休業日 | 無 |
| 料金 | 大人1000円、中高生400円、小学生300円 |
| アクセス | 長崎電気軌道「大浦天主堂駅」から徒歩5分 |
| URL | 大浦天主堂 |
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